2018年11月11日

コミュニケーション 続き続き

通訳者を介した会話は非常に円滑で理想的なものであった。

(通訳者が優秀だったので)

通訳者が何をしているのかを解ければ、コミュニケーションについて理解が進むはずだ。

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日本人が中国人に話しをするとして、通訳者の内容はおおまかこんな感じだろう。(想像です)

この場合は問題ない。理想的なコミュニケーションだ。

※ここでは日本人も外国語を学べという内容には触れません。

 

次に、声ではなくメールで行う場合だ。

メールでは通訳者を使わず、機械翻訳を想定した。

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受信者側が機械翻訳を使う場合、複数の機械翻訳と原文を入手でき、おおよその意味を理解することができる。

例えば、英語のサイトを見るときにgoogle翻訳を使えばだいたい読める。

次に、送信側が機械翻訳を使う場合。

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この場合、不完全な情報しか得ることができず、上手くコミュニケーションができない。

もちろん内容に依るけれど、現在の機械翻訳の精度では難しい。

最後に日本人と日本人の一般的な内容。

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意図を判りやすく伝える、意図を読み取ろうとする、そんなことは当たり前だが、これをどうやって解析するかだ。

先に述べた通り、送信側の翻訳と受信側の翻訳では意味合いが違う。

ならば、日本人と日本人とのコミュニケーションにおいても、送信側が思考を言語化することと、受信側が言語を理解すること、2段階の変換が行われている。

それこそが、コニュニケーションが円滑に行われたり、齟齬が生まれたりする鍵ではないだろうか。

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