通訳者を介した会話は非常に円滑で理想的なものであった。
(通訳者が優秀だったので)
通訳者が何をしているのかを解ければ、コミュニケーションについて理解が進むはずだ。
日本人が中国人に話しをするとして、通訳者の内容はおおまかこんな感じだろう。(想像です)
この場合は問題ない。理想的なコミュニケーションだ。
※ここでは日本人も外国語を学べという内容には触れません。
次に、声ではなくメールで行う場合だ。
メールでは通訳者を使わず、機械翻訳を想定した。
受信者側が機械翻訳を使う場合、複数の機械翻訳と原文を入手でき、おおよその意味を理解することができる。
例えば、英語のサイトを見るときにgoogle翻訳を使えばだいたい読める。
次に、送信側が機械翻訳を使う場合。
この場合、不完全な情報しか得ることができず、上手くコミュニケーションができない。
もちろん内容に依るけれど、現在の機械翻訳の精度では難しい。
最後に日本人と日本人の一般的な内容。
意図を判りやすく伝える、意図を読み取ろうとする、そんなことは当たり前だが、これをどうやって解析するかだ。
先に述べた通り、送信側の翻訳と受信側の翻訳では意味合いが違う。
ならば、日本人と日本人とのコミュニケーションにおいても、送信側が思考を言語化することと、受信側が言語を理解すること、2段階の変換が行われている。
それこそが、コニュニケーションが円滑に行われたり、齟齬が生まれたりする鍵ではないだろうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿