私はエンジニアだ。
仕事としてのエンジニアは制限があるが、趣味としてのエンジニアは自由に選ぶことができる。
国によっては、工学系の大学を出ないとエンジニアを名乗れないらしいが。
日本でのエンジニアの範囲はとても広いので、どこに行きたいのかを描いてみたい。
私は、日常に近いエンジニアになりたい。
ライフハックという言葉が真っ先に浮かんだが、Wikipediaによると情報処理や仕事術の意味合いが強いらしい。
私のは少し違って、文字通りのライフハック。
生活や人生のコントロールを取り戻すという意味で使いたい。
例えば、大型の金属成形機よりも机の上に載せられるFDMの造形機が好きだ。
特殊なソフトを使うよりも、Excelやバッチファイルでできたほうが好きだ。
パソコンとか機械に限定せず、衣服、食事、睡眠、働き方を改善することだって興味深い課題だ。
キッチン用品は非常に洗練されたモノづくりの製品であるし、部屋の片付けについてもパソコンのデータ整理に通じる課題だ。
整理で言うと、機械や情報の解析というのが、部屋の片付けに通じると本気で思っている。
一般人から遠く離れたマニアックな話もいいけれど、日常生活の中にも非常に興味深い分野が溢れている。
例えば最近気になっているのはダイエットだ。
食品のカロリーは、タンパク質、脂質、炭水化物に分けられる。
さらにそれを細分化したものが、1日の摂取基準量として定められている。
それが体重や腸や脳の働きにまで影響する。
非常に化学的だ。
毎日の料理だって、せん断(包丁で切る)熱処理(茹でる)盛り付け(レイアウト)のように技術分野で言えば非常に奥が深い。
ありきたりの日常にこそ、一生楽しめる以上のワクワクが詰まっている。
「ライフハッカー」
いい響きだと思うのだが、どうだろうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿