2019年6月30日

NT金沢

NT金沢に行ってきました。

(出展側です)

 

まず、楽しかった。

NT(なんか作ってみた)の名の通り、技術的に凄いものばかりではなく、完成されたプロダクトばかりでもなく、売れるものばかりでもなく。

周りが何を言うかはどうでもよくて、俺がやりたいからやってみたんだ。結果がどうとか関係ないわ。みたいなノリで。

文化祭のノリだが、メイカーフェアほど技術よりではなく。

デザフェスのようにデザイン寄りでもない。

個人的にとても面白いイベントだった。

 

個人的に心に残ったのは、1日目の高須さんの公演

それから、2日目最後の刀剣の演舞。

(ちなみに、どちらも何者なのかは深くは知らない)

だが、この2点でもう新幹線代を回収できた気分だ。

 

自分の展示には、触れないことにする。

なぜなら、展示はチームで作り上げたものであって、一人で語れるようなものではないからだ。

イベントに出るのは、例えば申込み手続きとか、権利関係の処理だとか、そういうのは本当に大変だ。そういうのを裏でやって頂いているので、ちょっと顔を出したくらいでは何も言えない。

純粋に、卓に立てせていただいただけで素晴らしく楽しかった。

そもそもNT◯◯は名前しか知らなかったので、全部初体験だ。

俺一人ではやろうとも考えもしなかっただろう。

 

モノづくりは物ではない。作りだ。

NT金沢には確実にそれがある。

出展が叶わないとしても、必ずまたNT◯◯を覗きに行くつもりだ。

 

さて、ここからは裏の話。

比喩表現が多いので、解釈は想像にお任せする。

創作物を評価してもらうため、中国人に会いに行った。

(イベントの出展とは関係ない)

売るつもりは無かったが、2個売れた。

「凄い」「可愛い」これは良く聞く。

だが「欲しい」「売って」ここに到達するのは難しい。

だから、とても嬉しい。

その時、酒を飲んでいたし、20時間以上寝ておらず、今の状況が想像していたものと違っていたので、非常に不機嫌でムカついていた。

俺は凄く嫌なやつだと思われただろう。自分でそう思う。

もしもだ。

相手も同じく思っていて、俺の創作物が僅かでも足しになると思ってくれたなら本望だ。

今の環境を好ましく思わない人は少なからずいるし、その人達の葛藤こそが現状を変えてやるという動機だ。

もともと、俺の創作物はそういう意図で作られたものだ。

なぜ中国語や日本語が上手くならないのか?

それは、コミュニケーションに興味が無いからだ。

だったら、別の媒体を間に挟めばいい。

コミュ障のオタクならおおよそ理解できるはずだ。

Xという対象に興味があっても、Xの向こう側にいる相手には興味が無い。Xという媒体で双方が繋がっている。

そのXこそが、日本語や中国語や、アニメやゲームなのだ。

 

今回得た手応えは、今の創作物を完成形にするだろう。

得たものは非常に多い。

とても充実した2日間だった。

 

早く作れよ。

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