中国語学習トランプの説明。続き。
◆俺の中国語レベルが低過ぎる問題。
中国語トランプを印刷するにあたり、ガチで印刷代を支払うのでしっかりとチェックをしないといけない。
中国人に頼めばいいのだが、なんせ金が絡むので余計なトラブルは避けたい。
だから、全部辞書を引きました。
それでもまだ間違っている(俺がミスったから)
だから、全部百度に向かって話しかけました。
「◯◯的拼音」と言うと答えてくれます。テクノロジー凄い!
それでもまだ間違ってる(俺がミスったから)
そこは全セット修正液で直しました。
◆そもそも、なぜピンインなのか。
ピンインは文字だが、発音を表す。
つまり、文字情報から音声情報への架け橋だ。
日本人にとって漢字は馴染みがあるが、発音は判らない。
そこで、文字を音声に変換するピンインを学ぶことが、中国語への第一歩だ。
発音ができれば、最も重要な「話す」ことが可能になる。
◆なぜトランプなのか。
初期はUNOだったが、やはり著作権的に気になるところがあった。
トランプならば、誰にも文句は言われないだろう。
もう一つの理由が、枚数と大きさが決まっていることだ。
カードゲームを作るとなると、遊ぶ人の中国語レベルを考慮したゲームバランスを考えないといけない。それはかなり大変だ。
枚数が変わると箱の大きさも変わり、パッケージデザインを作り直さないといけない。
それらの問題は、トランプに限定すれば全て解消できる。
遊び方は最低限提示するが、基本的に使う人が自由に決めてくれというのが本当のところだ。
◆値段。
このトランプ、現状1000円で販売しているが、実は印刷代が1250円かかっている。
なので、売価を(切り良く)2000円にする予定だ。
52枚の中に無理やり104単語を押し込んだのも、値段相応の内容にするために必要なことだ。
◆実際の販売。
2019年夏のコミケで売りました。
結果、俺史上最高の売上を達成した。
(売れるほどに赤字だけどな!)
主に大学生に多く買っていただけた。
◆今後の展望。
最近、外国人に会う機会が増えている。
それは中国人に限らない。
そのたびに思うのだ「英語訳を入れれば良かった」
バージョンアップ後には英語を併記する予定だ。
◆著作権について。
中国語トランプは文字しか載っていない。
だから、簡単にコピーできてしまう。
(原価割れするから、俺から買ったほうがお得だぞ)
では独自性はどこにあるのか?
独自性はここにある!
今書いているこの文章こそ、製作者だけが持つ物語である。
この文章は修正加筆をしてBOOTHに載せる。
「中国語トランプを作ってみた話」
この文章は、中国語トランプとセット販売となる商品の一部だ。
もうちょっと続くよ。
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