結果として俺は、中国に3年住んでも中国語ができるようにはならなかった。
1000時間聞くと英語ができるようになるなんて話があるが、あれは嘘だ。
それでも多少の単語は覚えていて使うことができる。
では、覚える単語と覚えない単語の違いは何か。
それは、実際に口に出して使っているかどうかだ。
周りにいる日本人は皆、中国語を口に出して使っている。
間違えてもなんでも、とにかく使うことだ。
それは日本語を学ぶ中国人も同じで、メチャクチャでも構わず外国語を使うのだ。
そうやって上手く相手に伝わった経験を積み重ねて、外国語が上手くなる。
出典がどこだか判らないが、こういう話がある。
100時間で3流、1000時間で2流、10000時間で1流。
その時間はインプットではなく、アウトプットだ。
1日8時間×365日、少なくとも2流にはなれるはずだ。
それは聞くのではなく、話さないといけない。
まさに、俺はそれをしなかった。
俺は中国で、中国語を話さなかった。
それが最大の誤りだったのだろう。
だが、逆に考えるんだ。
外国に行かなくても、アウトプットを繰り返せば使えるようになる。
環境に頼ろうとするのがいけない。
日本国内にいても、中国語は練習できる。
中国に行けば中国語が喋れるなんて甘い考えでは、俺と同じになるぞ。
0 件のコメント:
コメントを投稿