2019年10月3日

なぜ給料が上がるのか

年収を上げるために、スキルアップとかキャリアアップとかと言われる。
 
単純に考えれば、経験や能力を上げて多くの結果を出せば給料が上がるように思う。
 
しかし実際は少し違う。
マルクスの資本論を読むと、給料の決め方は大勢が思っているものとは異なる。
 
素人の解釈だが。
「給料は、次の日に出勤するための一般的なコスト」
例えば、食事や住居のためのお金、睡眠の時間、衣類や健康保険。
他の会社に移ってしまわない程度にモチベーションを保つ福利厚生。
それらのうちの一つが給料だという。
 
中国よりも日本のほうが人件費が高いのは。
中国人より日本人のほうが優れているわけではなく。
日本のほうが物価が高いからだ。
 
そうすると、給料の上がる理由は能力ではなく。
「結婚して家を買うような年齢になっているから」だ。
 
しかしそれでは、給料の額は、価値の生産とは何ら関係が無いことになってしまう。
では、意図的に給料を上げることはできないのか。
では、同じ年齢でも給料に違いがあるのは何故なのか。
 
少し長くなったので、続きは次回。

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