2014年8月30日

3Dプリンタが壊れたら?

モーターがこのような状態になってしまい。
ホットエンドから樹脂が吐出されなくなった。
大方、原因が判ってきたので書こうと思う。

 

まずは事象を話す。
フィラメントが吐出されず造形不良になっていた。
原因はエクストルーダモータの脱調のようだ。
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まず、フィラメントを通さないと脱調は起こらないことが判明。
モータの故障を疑い新しいのを注文したのだが。
ネットでご教示をいただくうち、電流が不足している可能性が浮上。
電流を上げてみることにした。
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電流を上げ下げしているうちに、なぜか状況が改善。
騙し騙し使っていたが、数日後に再発。
専門家の話を聞く機会もあったため、根掘り葉掘り訊いてきた。

まず、エクストルーダ前後の摩擦抵抗。
フィラメントが引っかかって送りにくくなり、モータが負けているのではないかという説。
電気は苦手なので、他のブログを参照されたし。
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続いて、ホットエンドの詰まり。
ホットエンドが焼き付いたり、ゴミや埃が入ったり、フィラメントに不純物が含まれていたり。
ホットエンドが詰まってしまい、フィラメントが吐出されないためモーターが負けているという。
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以前、メンデルを使用していたときも最初は良かったのだが、終盤はモータの脱調が目立つようになった。

設定を変えたわけではなく、時間の経過によって変化したので。
ゴミや埃の蓄積が濃厚になった。

次回、ホットエンドの分解を試みる。

 

電気は専門外なので、余談だが。
制御基板やモータは熱に影響されるので、夏冬の気温の変化も不調の原因になるようだ。
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